インセプションデッキを作ろう
実際の仕事で初めてインセプションデッキ作成したので紹介したいと思います。
インセプションデッキとは
アジャイル開発で使用されるツールの1つで、プロジェクトの全体像(目的、背景、優先順位、方向性等)をわかりやすく伝えるためのドキュメントです。アメリカのシリコンバレーではよく使われてるみたいです。言葉はむずかしそうですか実際テンプレートに合わせて簡単に作れてドキュメントは見やすくてわかりすいです。プロジェクトのなぜなぜなぜを考えるのは面白いです。
インセプションデッキの内容(10の質問)
1.我々はなぜここにいるのか?
⇒我々はなぜこの製品を開発するのか?
2.エレベーターピッチ:
⇒この製品で顧客がどんな利益を得るのか?、また競合との違い?
⇒この製品カテゴリは?をまとめた文章
(米国ではエレベータに乗っている短い時間でベンチャーキャピタリストに製品の説明をすることを意味する。大体30秒間らしい)
3.パッケージデザイン:
⇒ 製品の広告をきめる。キャッチコピーと楽しい画像!
4やらないことリスト:
⇒やること、やらないこと、未定なことをはっきりさせる。
5.ご近所さんを探せ:
⇒このプロダクトに関わる人全てを洗い出す。
6.解決案を描く:
⇒現時点でのシステムアーキテクチャ図をかく。
⇒その図からわかる不安な部分はあるか?
7.夜も眠れない問題:
⇒このプロダクトを開発するにあたって、予想される世にも恐ろしい問題は?
8.期間を見極める:
⇒システム開発のざっくりした締切を決める。
9.何を諦めるのか?:
⇒機能、予算、時間、品質のどれを優先させるのか?他にも、使い勝手、デザインなどの項目がある。
10.何がどれだけ必要なのか?:
⇒最終的に必要なスタッフ、お金、時間をまとめる。
⇒総責任者をはっきりさせる。顧客向けのスライドを作る。
インセプションデッキテンプレート
こちらでテンプレートをダウンロードできるので、是非新規のプロジェクトや自分でプロジェクトを立ち上げたい時に使ってみて下さい。
ダウンロード(pptx形式)
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
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